■海外生活しながら、平均月収の3倍以上稼ぐ
 女性WEBライター


ここでは、ランサーズに登録しているWEBライターの声を掲載しています。
今回、体験記をお話ししていただくのは、harapeno様(年齢34歳・女性・歴1年・月収15万〜20万円)です。


では、どうぞ。


 

日本では、医療職として病院勤務をしていました。海外ボランティアをきっかけに、現地での夫(外国人)と出会い、2年間の遠距離恋愛を経て国際結婚をしました。結婚を機に海外に住んでいます。



■WEBライターになろうと思ったきっかけ

私は国際結婚をしましたが、相手の男性の国は発展途上国とはいわないまでも、中進国といわれる国の人になります。途上国だから物価が安いと思われる人もいるかもしれません。確かに、現地の給料基準は日本の20%程度ですが、一方で食料品や衣類、家具、車など生活物品は日本と同じくらいの値段。当然ながら、結婚後は生活レベルを落とす必要がありました。

この国ではダブルワークが基本ですが、海外で医療職として働くには、現地の資格を取る必要があります。もちろん試験は外国語で実施。まだまだ語学力が日常会話レベルであった私にとって、現地で医療職として働くことはハードルが高いものでした。そのためまずは手に職をと思い、知り合いのカフェでウェイトレスの仕事を始めたのです。


現地のカフェで稼いだお金は1時間働いて、なんと日本円にして150円程度。この国の平均月収は4.6万円程度なので当然といえばそうなのですが、1日分の給料は日本で働いた時の時給分にも届きませんでした。そこで、海外で「日本人として」ではなく、現地の人と同じように暮らすことへの大変さを知ったのです。

さらに極めつけは、自分がチップを受け取る立場になったこと。日本にいたときには、海外旅行の際に、自分がチップをあげる立場でした。この立場の逆転に衝撃を受けたのを、今でも覚えています。

外国で働くことに戸惑いながらも、現地に移住してから1年が経ち、女の子を授かりました。私は娘が2歳になるまでは保育園に預けず、自分で面倒を見たいと強く思っていました。当然生活は苦しかったのですが、つつましくも幸せな日々でした。

娘がいよいよ2歳になる頃、いよいよ保育園の申し込みにいったところ、空きがないとのこと。その日は、落ち込みながら家に帰りました。その後数か月は、家事と子育てをしながら、合い間にネットの無料漫画を読む日々。今思えば、自分なりの現実逃避だったのかもしれません。

次第にひまな時間をお金に変えることはできないかと考えるようになり、インターネットで探したところ、見つけたのがアンケートサイト。早速サイトに登録し、「1クリック1円」の作業を数回し、これはダメだ…と途方のなさを感じていたところ、WEBライターという仕事を見つけることができたのです。「コレだ!!」そう思いました。


■初めて仕事を受注した時の話

私がWEBライターの仕事を始めたのは、大手のクラウドソーシング企業である「クラウドワークス」。はじめての仕事は、3分で終わるアンケートの仕事で報酬額は10円でした。もともとクラウドソーシングについては半信半疑だったのですが、すぐにアンケート内容が承認されて入金確定となったことから確信し、すぐにほかの仕事にも着手しました。


次の仕事は200字50円の体験談の仕事を数件。ライターを始めたばかりだったので、200文字でも結構大変でした。このように海外にいながら日本のお金が稼げるのは有り難いことでしたが、稼いでる額はほんの少し。

もっと効率的に稼ぐために、WEBライターを始めて数日後には、1000文字700円〜1000円のタスクと呼ばれる仕事を中心にするようにしました。文章を書くのはもともと苦ではなかったので、特に問題はありませんでした。

WEBライターを始めた頃は、自分へのお小遣いとして2000円(日本人の感覚で1万円くらい)、現地の月収分である5万円稼げたら、バンバンザイ!!と思いながら始めたWEBライター。最初の1か月は、家事はほどほどに1日中書くスタイルで、月10万円を稼ぐことができたのです。この額は現地の平均月収の2倍、医療職としてフルで働いても8万円程度なので、その後はWEBライターの仕事に専念することにしました。

現在は前職を生かして、健康や医療分野の記事をすることもあり(※某キュレーションサイトの記事ではありません)、事実確認に時間を要するため、記事を量産することはできません。現在は広告記事の仕事もしており、平日4〜6時間程度仕事をして、月平均15〜20万円稼いでいます。


■WEBライターになって想像と違っていたこと

WEBライターを専業で行う場合、フリーランスとなります。多くの人が知っているように、フリーランスは自己管理が必要な仕事です。自分に甘く少しだらしない部分のある私には、絶対ムリだろうな…と思っていました。

しかし、実際にフリーランスという枠で働いてみると、きちんと仕事ができました。急な用事の時間調整も融通が利くので、フリーランスの仕事形態は結構気に入っています。反対にフリーランスは自由に休めると思っていましたが、「長期休暇ってなに?」という状態です。最初の1年間は記事単価が低かったこともあり、仕事を詰めこみすぎてしまい、まとまった休暇を取れにくい状況でした。


■WEBライターとして押さえておくべき点


【ワークライフバランスを考える】
WEBライターを始めたての頃は、記事単価が低いために1日中仕事をしているという人も多いかもしれません。私もそうでしたが、1年を振り返ったとき、仕事以外であまり印象が残っていることが少なく、「これではいけない」と思いました。

WEBライターを始めた人の中には、文章を書くことが好きという以外に、生活のために仕事をされている人もいるはず。しかし、WEBライターの仕事の目的がお金だけになってしまうと、人生がつまらないものになってしまうと思うのです。

確かに生きるためにはお金は必要で、お金がないことで不安になったり、人間関係に問題が起きることもあるかもしれません。

ただあなたの人生を充実させるためにも、仕事の時間をきっちり決めて、残りの時間を自分の好きなことに使用したり、家族や大切な人と過ごす時間に当てることも考えてみてください。



【初心者向けのサロンは必ずしも必要でない】

最近では、ライター同士の交流や初心者に向けたノウハウを伝えるWEBライターのオンラインサロンがあります。WEBライターは孤立しやすいので、情報交換もかねてサロンに加入するのはよいことだと思います。

ただ個人的には、WEBライターを始めるのに、初心者向けのノウハウを提供するサロンは必須ではないと個人的には思います。ネットには、すでにWEBライターの稼ぐテクニックや稼いでいるライターさんのブログ記事が無料で読めます。

よくある例えですが、海で水泳を習得するのに、最初から完璧なフォームをマスターする必要はないですよね。まずは試しに海に入ってみるという人が多いはず。それと同じで、クラウドソーシングサイトに登録するなどして、まずはWEBライターの仕事をやってみることが大切だと思います。


■私が考える、WEBライターとして稼げる最短ルート

私の経験を元に、WEBライター初心者の方が月収10万円達成するための、テクニックについて紹介します。



【最初から1文字1円でもいい】
インターネットを見てみると、駆け出しのWEBライターの人で1文字0.3円以下の仕事をされている人が多く見受けられます。実際に「初心者は0.5円以下の仕事を受けよう」なんてアドバイスもあるくらいですが、私は反対の意見です。文字単価の低い仕事は、受注しやすいメリットもありますが、消耗しやすく割に合うものではありません。文章を書くのに慣れているのなら、最初から1文字1円で始めてみると、月の目標額が達成しやすくなると思います。



【慣れてきたら長文にチャレンジ】
WEBライターを始めた頃は、1000文字程度の記事を執筆する人が多いのではないでしょうか。1000文字に慣れてきたら、2000文字、3000文字と少しずつ長め文章の仕事にもチャレンジしてみましょう。

1000文字程度なら勢いで書けてしまう場合も多いのですが、文章が長ければ長いほど、構成などの骨組みをしっかり組む必要があるので、ライターとしてのスキルも上がります。また、1000文字2件をやるよりも、2000文字1件の仕事に取り組む方が、情報収集の時間を省けることができますよ。


【文字単価を上げる】
このようにして実績を積んだら、今度は文字単価の高い仕事を受注しましょう。私もWEBライター2か月目には1文字2円の仕事をポツポツ取っていました。


■後輩ライターに伝えたいこと

私もまだまだ新米ですが、これからライターとして働きたい人はそれなりに覚悟が必要だと思います。2016年の冬に話題となったキュレーション騒動の件以降、グーグルの検索も変更がありました。また、近い将来AIが記事を作成する可能性もあり、WEBライターの未来は必ずしも明るいとはいえない気がします。

それでも、文章で思いを伝えることにこれからも需要があるのは確かです。これからWEBライターを始めたいという人は、生き残るためにも自分なりの武器(アピールポイント)を見つけることも大切ではないでしょうか。





私の見解。
場所と時間に捉われないのがクラウドソーシングの良いところです。その面をフル活動できるのは、もしかしたら海外移住者かもしれません。物価の安い国にいながら、物価の高い国の仕事を受注する。これなら、多少の価格競争にあっても生き残っていけます。加えて、harapeno様の偉いところは、はじめから高単価の案件に取りに行ったところです。「海外だし、安い案件でもやっていける」と考えることなく、高単価案件に果敢に挑んだ点は、賢明かつ勇敢だと思いました。

参考になる原稿ありがとうございます。



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