■女性WEBライターが教える
 「堅実に月収20万円以上稼ぐ方法」


ここでは、ランサーズに登録しているWEBライターの声を掲載しています。
今回、体験記をお話ししていただくのは、miita1126様(年齢27歳・女性・歴7ヶ月・月収20〜30万円)です。


では、どうぞ。



私はWEBライターになった7か月前まで、大学新卒で入社した広告代理店で4年半、営業職として勤務していました。前職では、平日7:00〜23:00まで仕事、土日は、平日に外出している分、溜まっていた事務作業を行うため、出勤していました。そのため、お休みは月1回日曜日を休んで、連休はGW、お盆、お正月のみでした。

これだけ見ていると、最近メディアでも取り上げられている「ブラック企業」というイメージだと思います。実際、何度も「友達と遊びたい」「寝たい」と思うこともありました。

しかし、前職では「社会人としての心構え」「仕事のやりがいや楽しさは、苦労を乗り越えて得られることだ」「仕事を楽しくするのは自分次第」ということを学びました。私は、前職で「歯を食いしばっても、仕事で結果を出す力と根性」を身につけさせてもらったことを、とても感謝しています。

こんな生活を4年半行っていましたが、2016年2月に退職を決意し、2016年8月に退職をしました。退職理由は、2つあります。

1つ目は、このままだと身体を壊すと思ったからです。
心は「仕事を頑張るぞ!」と燃えていましたが、休みがなく働き続ける生活をしていると、20代前半は勢いで乗り越えられたものが、乗り越えられなくなりました。特に一昨年から、営業チーム運営を任せてもらっていたため、自分の業務+部下の成績の責任を背負っていました。自分の能力とキャパシティーが追い付かず、私は自律神経が乱れて、体調を崩すことが多くなりました。「このままだと、身体を壊す…」と思ったのも退職を決意したきっかけです。

2つ目は、社内環境が大きく変化したからです。
これは、尊敬している上司・同僚が将来のために退職を決意されたのですが、それが、ちょうど私が体力面・プライベート面のことで悩んでいた時期と重なり、半ば勢いで退職を決意しました。

この2つが理由で退職をしたので、私は、何か別の仕事をしたくて退職をしたわけではありませんでした。

私がWEBライターになろうと思ったきっかけは「外出をしない営業マンがしたい」と思ったからです。退職後、自分が何をしたいかと考えたときに「もう一度営業がやりたい」と思いました。私が営業を好きな理由は「クライアントやサービスを受けた相手に直接感謝されること」「自分が出した結果が売上に直結していること」でした。でも、もうあの頃みたいな生活をしたくない…という思いもあって悩みました。そんなときに、前職で尊敬していた上司から「WEBライター」という仕事があることを教えてもらいました。


もともと私は口で話す方が得意で、文章が苦手でした。しかし、フィーリングだけで相手に物事を伝えるのには限界があります。なので、苦手な文章能力を高めることは、以前から私の課題でした。その問題克服もできると思ったことと、ライターは自分が書いた文章を評価されて初めて、クライアントから報酬を受け取れる、そして喜ばれる、読み手(サービスを受けた相手)が喜んでくれるので、このスタイルが「外出しない営業マン」だと思ったからです。私は、苦手を克服して、好きな仕事をしたいと思ったので、WEBライターの道を選びました。

その後、退職とほぼ同時にWEBライターの仕事を始めました。最初は、クラウドサービスサイトに登録し、こなせば誰でも報酬が手に入る「タスク形式」を1件100円〜500円くらいの額の仕事をしていました。しかし、「これでは食べていけない…」と思い、クライアントがライターを募集している案件に応募をし、選ばれた人が受注を受けるシステムである「プロジェクト形式」に応募を始めました。

最初は、連続10件くらい提案を落選しました。そして、初めて受注をいただけたのは、クラウドサービスを始めて1か月後でした。初めて受注したお仕事は、「1,100円で私物のブランド財布レビュー」を書く仕事でした。私は自分のGUCCIの財布のレビューを書きました。料金、使い心地、どこを気に入っているか、そして、顔を写さずに財布を持っている写真を撮影…といったような内容を3,000文字書くものでした。

記事完成をして、クライアントに提出して、入金が確定した時は「1,100円を稼ぐのにこんなに時間と労力がかかるんだ…」と思ったことと、それでも、入金があったことがすごく嬉しかったことを覚えています。

受注を受け、記事作成を重ねると、仕事をもらったクライアントと繋がりが深くなり、直接依頼を受けたり、企業とライティング契約を結ぶようになり、当初WEBライターとは?と想像していたものと違ったことが2つありました。


今まで長時間働いてきたので、自宅で仕事をするようになれば、身体が楽になると思っていました。しかしWEBライターは、一日中PCの前に座って文章を考える→入力する、クライアントから次々とメッセージが届く→返信するという流れを繰り返すので、気を抜ける時間が少なく、頭を使っている時間が長いことに気づきました。そのため、前職に比べて体力的に楽でも、頭を使うしんどさが生まれました。そして、PC作業が多いため、ドライアイ、頭痛、首コリにも悩みました。


WEBライターになるまでは、ライティングは個性を強調するものだと思っていました。しかし、実際は人気ブロガーや有名ライターにならない限り、「クライアントの要望やニーズに合わせた文章」を書かなければならないのが現実です。自分の固定概念や、先入観を捨てて、正しい情報をリサーチし、言葉にする難しさを痛感しました。

こういったイメージのギャップの壁にぶつかりました。その経験から、ライターとして押さえておくべき点をお伝えします。



【自己管理と業務スケジュール組をしっかり行うこと】
先述した通り、WEBライターは身体が楽そうだと思いがちですが、意外と体力勝負の仕事です。また、1日仕事を休むと、その日の収入は0円です。その自覚を持って、体調管理を初めとする自己管理(いつまでに何をやらなければならないか、毎月〇万円を目標にするなど)と、受注案件の納品締め切りから逆算して、「ライティングをいつまでにどこまでやるのか」スケジュール組をすることが大切です。

私は、連続してライティングをしていると気分が滅入って作業効率がダウンするので、平日1日50分×8単元と時間を区切って業務をしています。そして土曜日は残務処理、日曜日はお休みというスケジュールを組んでいます。



■私が考える、WEBライターとして稼げる最短ルート

WEBライターとして押さえておくべき点をマスターしたら、次は、ライターとして稼げる最短ルートについてご説明します。


【クラウドサービスサイトに登録する】
まず、「WEBライターになる」と決意したら、まず「クラウドサービスサイト」に登録をしましょう。経験0の自分を売り込む前に、ライター募集があるところで仕事をします。



【作業しただけ報酬がもらえる「タスク形式」を目標50件こなすこと】
タスク形式は報酬が10円台〜1,000円以内です。報酬金は安価ですが、ライティングの感覚をつかむために必要な作業です。あまりにも報酬金と作業バランスが悪い案件は避けるべきなので、1文字0.4〜0.6円を目安に作業することをおすすめします。


【単発のプロジェクト案件に提案をする(1日10件目標)】
タスク案件をクリアしたら、プロジェクト案件に応募をします。プロジェクト案件は、「〇記事で〇万円」という募集方法が多いですが、自分の文章レベルが定まっていない時期は「1記事単発」のものを狙いましょう。(複数記事提出する場合、レベルが足りず、途中でドロップアウトをしたら、報酬金が入らない&マイナス評価が付くからです)。 これを1日10件目標で提案をすると1週間で約3〜5割は採用されるはずです。


【プロジェクト案件の受注20件を超えたら、文字単価1円以上の案件のみ選定する】
プロジェクト案件の受注20件を超えたら、文字単価1円以下の案件を極力避けましょう。タスク、安価なプロジェクトを70件以上こなしたら、実力もついてきます。その頃から文字単価1円以上の案件のみ受注を受けると、1記事2,000円や3,000円となります。そして実力もついているので、継続して仕事を任せてもらえる確率もぐっと上がります。そうすることで、最短で稼げるようになります。



後輩ライターに伝えたいこと

最後に、後輩ライターに伝えたいことですが、「報酬金額20万円を超えるまで、WEBライターの道を諦めないこと」を自分の目標にしてほしいと思います

正直、ご説明したタスク案件を50件目標でこなしている時期は、文章を書いても、書いても1件200円、10件書いても2,000円…といった感じだったので、1か月の報酬金額はサラリーマン時代の5分の1程にしか満たなかったです。その時に「私はこんなことがしたくて、サラリーマンを辞めたんじゃない」と何度もWEBライターの道を投げ出そうとしました。

しかし、「とりあえず20万円(社会人1年目、営業マンの月収)」位まで稼ぐまでは辞めない…と思いながら続けると、気づいたらそれが、40万円、60万円と増えていっていました。なので、どれだけ嫌になっても、途中で投げ出したくなっても、「20万円」報酬がもらえるまで、踏ん張って継続してほしいと思います。





私の見解。
経歴7ヶ月は、だいぶ慣れ始めて来た頃合いいだと思います。月収20万〜30万は稼いでいる方です。トップ1%に入るのではないでしょうか。教えて頂いている稼ぐ方法も、地味ですが堅実に階段を一歩一歩登っていくやり方です。こうしたコツコツを続けられるのは、女性ならではの強さなのでしょうか。堅実にステップアップしていきたい方は、ぜひ参考にしてください。


役立つ情報、ありがとうございました。



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