SNSでシェアされるコピーライティング




SNSはアクセスを集めるもう一つの手段


自社のサイトにアクセスを集める手段は、大きく分けて2つあります。
一つは、検索エンジンです。もう一つは、SNSです。

検索エンジンはSEO対策やPPC広告を行わなければ、アクセス数は見込めません。
他のページでも書いたのですが、SEOは、早くからサイト運営をしている企業(人)ほど有利です。つまり、これから起業して競争の激しいキーワードに挑んでも、勝てる見込みは薄いです。検索エンジン市場は後行者には厳しい市場なのです。

しかし、SNS(facebook、Twitter)はあまり関係がありません。また、検索エンジンのようにドメインの古さを評価したり、積み重ねたコンテンツの量を評価したりもしません。広告を出せば平等に露出できますし、良いコンテンツが書ければ、そのコンテンツは広がっていきます。

ファンやフォロワーを増やせば、SNS内で自社サイトを告知し、サイトへ誘導することも可能です。しかしだからと言って、SNSに特化する必要はありません。後に書きますが、なんだかんだ言っても、検索エンジンからの集客が一番売上に繋がるからです。SNSはサブ的に活用し、検索エンジンをメインにするほうが効果的です。




SNSは複数運用する

SNSサービスはいくつもあります。その一つひとつの影響力は小さいため、複数を同時運用しないとあまり効果がありません。実際にfacebookだけで大儲けしたという話はほとんど聞きません。
そのため、blog、facebook、Twitterを同時に運用し、扱っている商品によっては、Youtubeに動画を配信する必要もあります。

SNSを始めるにあたり、気をつけることがあります。
それは、時間やコストをPPCとSEO対策以上にかけないことです 。

検索エンジンは集客性と収益性が高いです。それに比べてSNSは低いです。それは、検索エンジンとSNSサービスでは、利用者の目的が違うからです。

検索エンジンを利用する人は、何かしらのニーズがある人です。そのため、ニーズを満たすものであれば広告も見ますし、企業サイトも喜んで閲覧します。ニーズによっては、お金を支払う用意もあります。


SNSを利用する人は、他者と交流がしたい人です。SNSを利用している間は、何かを買うつもりは一切ありません。そのため、広告の類をとても嫌いますし、売り込みも快く思いません。


だからといって、SNSにはまったく集客性や収益性がないと言う訳ではありません。しかし、SNSの特性上、ブランディングや顧客との関係性を深めるツールとして扱うほうが向いています。




SNSで書いた記事は再利用する

WEB戦略のメインはSEO対策とPPC広告です。
SNSにかけるエネルギーはできる限り効率化して、無駄な労力は避けるほうが好ましいです。
そこで、私が実際に行っているSNS活用法をお伝えします。


まずは、文字制限が一番厳しいTwitterでコンテンツをツイートします。続いてその記事をそのままか、もしくは、編集・加筆してfacebookに投稿します。facebookに投稿した記事は、そのままか、もしくは編集・加筆してブログに掲載します。
この方法であれば、一つのコンテンツを何度も利用でき、とても効率的です。






SNSで広まりやすいネタ


SNSで広まりやすいネタは、旬のネタです。
今、話題になっていることや季節、年間行事に絡ませた投稿は、広まりやすいです。


以下を見てください。



11月に紅葉の写真を付けてコピーライティングを解説したものです。
いいねが3,852、コメントが74、シェアが174されています。季節が合っていたのと、紅葉の写真を元にコピーライティングを語ったことがウケたようです。




シェアされるには写真が不可欠

facebookでシェアされるコンテンツには、共通点があります。
それは、写真があることです。数多くシェアされるものには、必ずと言っていいほど、写真が付いています。

なぜ、写真付きのコンテンツはシェアされやすいのか。
理由は2つあります。

一つは、目立つからです。
文字だけのコンテンツよりも、写真付きのほうが目に留まります。精読率は上がり、いいねが押され、シェアもされ易くなります。


もう一つは、分かりやすいからです。
文字は左脳で情報処理しますが、写真は右脳で情報処理します。
文字+写真は、両脳で情報処理するため、理解されやすいのです。

facebookでシェアされやすい感動系や動物系、面白系にも、必ず写真が付いています。写真があるかないかの違いだけで、広まり方は大きく異なるのです。

大切なことは、良質な記事を書き、良質な写真を載せることです。イメージ画像では駄目です。自分で撮影した写真を載せるようにしてください。今回はfacebookを例にお話ししましたが、Twitterでもblogでも同じことが言えます。
※ちなみに、先ほど事例で紹介した紅葉の写真は、私が撮影したものです。




SNSの注意点

SNSには中毒性があります。
ついついSNSを覗いてしまい、無駄な時間を過ごすこともしばしば。私も時々この罠にハマります。
基本、SNSは1日1時間、SNSやWEBを主な集客手段にするなら2時間程度で十分です。それ以上してもあまり仕事に繋がりません。
FacebookもTwitterもあまり投稿し過ぎると嫌われてしまいます。
1日1時間を目途に活用してください。