売れるランディングページの書き方




売れるキーワードを選ぶ



ランディングページで商品を販売する場合、アクセス数を増やす以上に大切なことがあります。それは、買ってくれそうな見込み客のアクセスがどれだけあるか“です。
買う見込みのない人のアクセスをいくら増やしても、商品は売れません。それよりは、たとえ、全体のアクセス数を減らしてでも、見込み度の高い客のアクセスを獲得するほうが売上に繋がるのです。


そのカギを握るのが、『検索キーワード』です。
WEBマーケティングは、「キーワードで始まり、キーワードで終わる」と言っても過言ではありません。

少し例を交えてご説明します。

たとえば、あなたがホームページ制作業者だとしましょう。
『ホームページ 作成』と『ホームページ 制作』では、コンバージョンは大きく違ってきます。『制作』のキーワードのほうがコンバージョンは高いのです。
その理由は、『作成』と『制作』では、検索する人のニーズが違うからです。

『ホームページ 作成』と検索する人は、自分で作成することを目的としている人が多いです。そのため、ホームページ制作業者へのコンバージョン率は低くなります。

『ホームページ 制作』と検索する人は、業者に制作を依頼するのを目的としている人が多いです。そのため、ホームページ制作業者へのコンバージョン率は高くなります。
このように、キーワードが一文字違うだけでもニーズは大きく異なるのです。


検索する人のニーズとサイトの内容がマッチングすれば、コンバージョンは高くなります。逆にマッチしていなければ、どんなにアクセスを増やしてもコンバージョン率は上がりません。

売上に直結するキーワードを見つけられるかどうかが、売れるランディングページを作る上で一番大切なのです。

ちなみに、比較的見込み度が高いキーワードは、
「○○対策」「○○依頼」「○○相談」 「○○制作(製作)」
「○○通販」「○○注文」「○○見積り」「○○受講」
「○○予約」「○○費用」「○○宅配」です。
このキーワードを入力してくる人は、お金を支払う心づもりがあります。




WEBマーケティングはPPC広告から始める

WEBマーケティングでお金を稼ぐには、キーワード選びが鍵となります。
一言で言えば、どのキーワードが儲かるのか“をハッキリとさせることです。

よくある間違いは、キーワードを安易に考え、何のテストもせず、SEO対策してしまうことです。90%以上の方が陥る間違いです。
サイトを立ち上げて一番にすることは、SEO対策ではありません。PPC(リスティング広告)です。※以下からPPC広告と表記します。

PPC広告は、キーワードを自由に選べ、検索エンジン上に広告が表示できるサービスです。100個でも1万個でも、好きなキーワードで広告が出せます。言い方を変えれば、1万個のキーワードをテストすることができる、とも言えます。

サイトに解説ツールを埋め込めば、どのキーワードからどのぐらいアクセスがあり、どのぐらいコンバージョンしているのかが一目瞭然です。
色々とキーワードをテストして、売上に繋がっているキーワードを割り出します。儲かるキーワードを割り出したら、そのキーワードでSEO対策を行います。そうすることで、検索結果からも見込み度の高いアクセスが集まり、売り上げに繋がります。
これが正しい、WEBマーケティングの手順です。




売れるキーワードが、売れるキャッツコピーを作る

SEO対策する際、キーワードとタイトルタグを一致させます。
たとえば、「広島市 ホームページ制作」と検索された場合、自社のサイトが検索上に表示されるためには、タイトルタグに「広島市」「ホームページ」「制作」の言葉が入っていなければなりません。

PPC広告のクリック率を上げる場合も同じ原理です。
「広島市 ホームページ制作」と検索された場合には、PPC広告にも「広島市」「ホームページ」「制作」と入れます。それだけでクリック率が向上します。

SEOもPPC広告も、検索キーワードと同じキーワードを使うだけで、簡単にアクセス数を増やすことができるのです。

実はこれ、キャッチコピーでも使えるのです。
「広島市 ホームページ制作」と検索してくる人は、広島市でホームページ制作をしてくれる業者を探している人が主です。
先ほどお話しした通り、SEOならタイトルタグに、PPC広告なら広告文に検索キーワードと同じキーワードを入力します。
いずれかをクリックしてサイトに来た方が最初に目にする言葉も、検索キーワードと同じキーワードが入っているほうが目に留まります。


たとえば、「広島市 ホームページ制作」と検索してきた場合、サイトのキャッチコピーは、「広島市での制作実績1 30日間で売れるホームページ制作を請け負います。今ならSEO対策コンサルティング費が無料」。
このように、検索キーワードをキャッチコピーに入れれば、的外れなキャッチコピーを書くことはまずありません。

必ず検索キーワードをキャッチコピーに入れましょう、と言うつもりはありませんが、簡単に効果的なキャッチコピーを作る方法であることは確かです。


という方程式でキャッチコピーを書けば、ランディングページ全体のコンセプトや方向性を間違えることもなくなります。


私は冒頭に、WEBマーケティングは、「キーワードで始まり、キーワードで終わる」と書きました。その理由がこれです。


さらに詳しく、売れるランディングページについて知りたい方は、以下のページを参考にしてください。


参考:セールスレターの書き方




コピーライティングの原理原則(有料教材)



売れるランディングページはキーワードから始まります。
キーワードをよく吟味し、WEB戦略で成功してください。
あなたの成功を祈っています。