■セールスライター起業術!
 仕事を直接受注するまでの3ステップ



2009年、私はコンサルタント&セールスライターとして起業しました。
なぜコンサルタントの肩書きだけにしなかったのか。それは、口先の指導だけより、ツール制作もしたほうが喜ばれるだろうし、何より、自分の実力を最も簡単に証明できると考えたからです。

起業時は、コンサルよりもツール制作の依頼のほうが多かったです。お客様も、指導を受けるよりもツール制作を依頼するほうが心理的なハードルが低いですから、当然の現象だと思います。

ツール制作とは、DMで使うセールスレター、WEBサイトで使うランディングページなどです。ほかにも、パンフレットやチラシの制作もしてきました。

ここで、セールスライターとしての起業経験を踏まえて、セールスライターが直接仕事を受注するまでのステップをご紹介したいと思います。

 

 

 

ステップ1 実績を作る

 

何事も、制作実績がなければ始まりません。お客様の立場で考えてみてください。「セールスコピーを書いたことはありません」というセールスライターに仕事をお願いしたいですか。そんな奇特な方はそうそういないと思います。ですから、なにがなんでも実績は用意してください。

「今、実績はないが将来セールスライターとして起業したい」と考えている方であれば、実績を作る方法を4つお教えします。1つ目は、今勤めている会社でセールスコピーを作らせてもらう。2つ目は、知り合いのサイトのセールスコピーを作らせてもらう。3つ目は、実績作りだと割り切って無料で作る。4つ目は、セミナーを主催してセールスコピーを作って集客してみる、です。

4つ目は、説明が少し要ります。
本当は、“何かしら商品を仕入れて自身のコピーで売ってみる”でもいいのですが、それだと初期投資がかかり過ぎてしまいます。最も初期投資がかからず、実績作りになるのがセミナー集客です。

集客するためのLPは、「ペライチ」や「こくちーず」を使えば、無料で簡単に作れます。後は、講師料(交通費)と会場費を支払うだけです。在庫リスクも固定費も必要ありません。集客が上手く行けば、収支はプラスになります。というか、プラスにできないようであれば、セールスライターとして起業しないほうがいいでしょう。なぜならセミナーは、市場のリサーチ、商品の選定、コピーライティングなど、セールスライターに必要な能力がすべて反映されるからです。セミナーに集客できないようであればセールスライターとしての実力がありません。


実績は、最低でも3つ用意してください。
3つ用意できなければ、その時点でセールス力が無いことを意味しています。セールス力がない人は、いくら文章が上手くても、セールスをするコピー、つまりは売れるセールスコピーを書くことはできません。

 

 

 

ステップ2 クラウドソーシングサービスを利用する

 

実績を3つ作れたら、本格的な営業活動に入ります。まずは、クラウドソーシングサービスが充実しているため、いくつかに登録しておくといいでしょう。ただ、今(2016年)は、セールスコピーへの需要はそこまで多くありません。一つの案件に対して10名以上のライターが応募している状態です。つまり、圧倒的に需要が少ないわけです。実は、あなたが思っているほどセールスコピーの認知度は高くありません。そのため、地元での地道な営業活動もしていかなくてはいけません。

営業ができれば市場は何百倍にも広がります。考えてみてください。「セールスコピー」の言葉は知らなくても、「WEBから売上を上げたい」といったニーズはどの企業も抱えているはずです。ここに「セールスコピー」の需要は眠っています。企業もWEBサイトから売上を上げるには、どうしたらいいのか分からないでいるのです。そこであなたが「サイトから注文が増えるランディングページのコピーを書きます。売上が2倍3倍と増えます」とセールスできれば、商談の機会が生まれます。

多くの企業は、「ダイレクトマーケティング? セールスコピー? PPC広告? 何それ美味しいの?」といった認識です。「注文が来るWEBサイトにしませんか?」「反響率の高いDMを作れますよ」と、相手のニーズと言語を一致させないと通じません。

私が起業した当初は、まだクラウドソーシングが台頭する前だったため、PPC広告で仕事を受注していました。その時は「DM制作」といった誰もが知っているキーワードを中心に広告を出稿していました。単価は高かったですが、出稿日に受注の電話が入るほど反応はよかったです。

 

 

 

ステップ3 WEBサイト・ブログを開設する

 

クラウドワークスや地元営業は、どうしてもこちらの立場が弱くなります。反対に、WEBから「お願いします」と依頼されるほうが優位に立てます。値引き交渉もされません。WEBから受注するには、WEBサイトとブログを用意して集客するしかありません。

また、ブログ記事などがあれば、お客様も文章力の判断材料にできます。ブログを運営しているセールスライターの中には、記事をいい加減に書く人がいます。あれは、よろしくありません。私たちはある意味言葉を売っている職業です。発信する言葉すべてがサンプル商品と思ってください。

予算があればPPC広告に出稿するのも手です。PPC広告で回せるならば、ブログ記事なんて書かなくてもいいです。ブログは、正直言って「集客にお金をかけたくない人向けのツール」です。厳しい言い方をすれば、投資マインドが欠落しているのです。

お客様もあなたの作ったセールスコピーを使って広告を打つわけですから、あなた自身が広告を出せない、出しても反響が取れないようであれば、一貫性がありません。一つ上に行くためにも、PPC広告の階段は登ったほうがいいでしょう。

 

 

 

騙されるな。セールスコピーは厳しい世界だ!

 

2009年からセールスコピーを書いてきました。当時も競合はたくさんいました。しかし、あの時いた競合のほとんどは撤退しています。

この世界は厳しいです。
「資格や初期投資もなしでも簡単に始められる。しかも、自宅で仕事ができる」。こういった参入ハードルが低い業界は、あっと言う間に競争が激しくなります。同じ条件(構造)なのが、コンサルタントやアフィリエイトやマルチです。競争が激しく、「ペテン師」「嘘」「騙し」といった悪いイメージが付いています。セールスライター業も将来同じ道を辿るはずです。

こういった業界では必ず「セールスコピーライターは簡単に儲かりますよ。あなたもやりませんか? すぐに稼げる方法を教えますよ」といった売り文句を掲げて、有料サービスを売る輩が出てきます。そういう甘い話に騙されないためにも、現実的な話をさせていただきました。後は、あなたの選択次第です。





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